日産  &  スズキ ムラーノ  &  ワゴンR 「CVT」とは

記事・レポート お役立ち エコカー用語 「CVT」とは

「CVT」とは

この記事に登場する車: 日産 ムラーノ | スズキ ワゴンR

Text :
Photo:
日産自動車株式会社/スズキ株式会社
「CVT」とは

「CVT」とは

CVT(ContinuouslyVariableTransmission)は、日本語に訳すと「無段変速機」となる。

変速ギアを用いず、摩擦によって変速比を連続的に変化させることで、無段階での変速を可能としたトランスミッションのことをさす。

いくつかのタイプがあるが、直径が可変する特殊な2つのプーリー(滑車)にベルトを通してつなぎ、その径を変化させるベルト式CVTが主流となっている。

ここでは、そのベルト式CVTについて述べる。CVTを駆使することで、理想的な変速比=エンジン回転数を維持し、走行状態にかかわらずエンジンの効率の良い領域を使って走ることが可能となる。

これにより、燃費面で優位となるだけでなく、変速ショックやパワーロスのないスムーズな加速を得ることができる。

よってCVTは、環境性能と走行性能の両面に優れていることから、これからの時代に相応しいトランスミッションとして注目され、すでに広く普及している。

一部の車種において、同じ重量の車体で、同じエンジンを搭載し、トランスミッションのみATとCVTの双方が設定されているものが存在するが、カタログ上の燃費は例外なくCVT車がAT車を上回っている。

たとえばワゴンRのように、CVTとATの燃費差によって「エコカー減税」における減税額にも違いが見られるというケースもある。

CVTは、日本のメーカーが世界に先駆けて導入してきた経緯があり、とくに積極的なのが日産である。

日産では、他社がまだ対応できていない、大きなトルクを有する大排気量エンジン車に対応可能なキャパシティを持つCVTを(ジャトコと共同で)開発し、すでに実用化している。

日産にホンダやトヨタも追随し、さらにはジャトコやアイシンなどの変速機メーカーからOEM供給を受け、三菱、マツダ、スズキ、スバルなどもCVT車をラインアップするようになってきた。

2009年4月以降に、日産では数車種でエコカー減税への対応強化を図ったが、これはCVTの制御の最適化による。また、同年5月にモデルチェンジしたスバル・レガシィには、エンジン排気量が500cc拡大し、車体が大きくなって車重が増えているにもかかわらず、燃費は従来とほぼ同等に抑えられているが、これもCVTの採用によるところが大きい。

欧州のメーカーは、当初はドライバビリティ面での不満や燃費向上への効果に懐疑的だったことから、CVT化に拒否反応を示していたが、ハードウェア面での進化・改良もあり、現在では徐々に採用例が増えつつある。

また、従来は耐久性の問題から難しいとされた4WD車への採用も進んでいる。ただし、CVT車にも問題がないわけではない。

静粛性、耐久性、エンジンブレーキが小さいことなどもあるが、肝心の実用燃費についても、依然として疑問の声もなくはない。

CVTはアクセルオフによる燃料カットと相性がいいことには違いないが、エンジン回転数と加速感が一致しないという根本的なドライバビリティの問題から、一般ユーザーがあまり意識せずに運転した場合の実燃費はけっしてよろしくないという声もある。

いずれにしても、CVTの特性を理解し、そのよさを活かす運転を心がけることが肝要といえるだろう。

  • 1

日産 ムラーノ 関連ページ

日産 ムラーノ

スズキ ワゴンR 関連ページ

スズキ ワゴンR
オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!
  •  

軽自動車の関連記事

日産 ムラーノの関連記事

日産 ムラーノの新車記事の一覧。新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、オートックワンがお届けする最新の自動車記事をご覧になれます。

≫日産 ムラーノに関連する全ての記事を見る

日産ムラーノの関連ニュース

≫日産ムラーノに関連する全てのニュースを見る

日産 新車人気ランキング(月間)

集計期間 : 2017年8月25日~2017年9月25日

≫日産の人気ランキングを見る