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「バイオディーゼル」とは

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三菱自動車株式会社
「バイオディーゼル」とは

バイオディーゼルとは

三菱 パジェロ ディーゼル

バイオディーゼル(以下、バイオディーゼルフューエル)とは、ディーゼルエンジンのための軽油の代替燃料のことで、動物・植物油脂やアルコール(エタノール)など生物(バイオマス)由来の原料から作られる。

ディーゼルエンジンは、現在では軽油を燃料としているが、もともと19世紀末に発明され、当時は落花生油を燃料としていた。

これは点火プラグを持たず、圧縮熱で燃料に点火する。つまり軽油を燃料とする場合と同じ原理である。

ところが当時、油田の開発が進み、落花生よりも化石燃料のほうが安定して供給されるようになると、ディーゼルエンジンの燃料として軽油が用いられるようになった。

しかし近年、環境問題への対策として再びバイオディーゼルフューエルが注目されている。

バイオディーゼルフューエルとして、諸外国で規格化がなされているのは、今のところ脂肪酸メチルエステルのみである。

バイオディーゼルフューエルは、ディーゼルエンジンに改造を施すことなく使用することが可能で、軽油を燃料とした場合よりも排出される有害物質が少ないとされている。

ただし、バイオディーゼルフューエルも燃やせばCO2を排出するという点では石油と同じ。

三菱 パジェロ ディーゼルエンジン

しかし、原料となる植物が生育の過程で光合成によりCO2を吸収し、それが燃焼によって大気に還元されるので、大気中のCO2を増加させることはないという「カーボンニュートラル」の考え方がある。

これが、バイオディーゼルフューエルが環境問題にとって有効といわれる所以である。

バイオディーゼルフューエルの原料とすることができるのは、大豆油、菜種油、パーム油やオリーブ油、ひまわり油、大豆油、コメ油、大麻油などの植物油や、魚油、豚脂、牛脂などの獣脂など、さまざまな油脂が挙げられる。

使用済みの天ぷら油なども使用可能であるため、一部自治体では回収して公用車等に使用する動きも始まっている。

ちなみに、元F1ドライバーの片山右京氏が、廃油をバイオディーゼルフューエルとしたトヨタ・ランドクルーザーを駆り、2007年のダカールラリーに参戦した。

ただし、以下のような問題もないわけではない。

・ 原料や生成方法によって、できあがったバイオディーゼルフューエルの品質が異なることも考えられる。

・ 酸化しやすい。

・ 排出ガス中のPM(粒子状物質)、CO(一酸化炭素)、HC(炭化水素)が減少するが、NOx(窒素酸化物)は増加する傾向にある。

・ 東南アジアの一部地域では、バイオディーゼルフューエルの原料となるものを生産するために、森林の乱伐採が進んだことある。

・ 政府の助成等の政策によりバイオディーゼルフューエルに高い収益性が確保されたことで、もともと食料の生産を行っていた農地をバイオディーゼルフューエルの生産に転換し、結果的に食料不足や相場の高騰を招いたことがある。

以上の点などがバイオディーゼルフューエルの今後の課題である。

環境問題や食料問題、さらに普及させることを考えると、対策は急務である。

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