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エコカー減税対象の「低排出ガス車」とは

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エコカー減税対象の「低排出ガス車」とは

低排出ガス車とは

ホンダ フィット リア 低排出ガスステッカー

2009年4月1日より始まったエコカー減税(新グリーン税制)

エコカー減税の対象車となる基準の一つが「低排出ガス車」であることです。

リアに、ブルーの丸いステッカーが貼ってあるクルマを時々見かけることがあると思います。

ブルーのステッカーには、「星マーク」と「低排出ガス車」が表記されていますが、これが「 低排出ガス車 」に認定されたクルマの証です。

(グリーンのステッカーは「燃費基準」ステッカーです、「燃費基準」については次回解説いたします。)

今回は、この「低排出ガス車」についてわかりやすく解説いたします。

低排出ガス車認定制度

「低排出ガス車」の「排出ガス」とは、マフラーから出される「排気ガス」のことです。

実は、自動車の排気ガスには有害物質が含まれています。排気ガスから出された、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)などの有害物質は、人体に影響が出るものがあります。

自動車メーカーでは、「三元触媒」(ディーゼル車は「DPF」)といわれる排出ガスの有害物質を浄化する装置を取り付けて、排気ガスに含まれる有害物質を極力抑えるようにしているのですが、メーカーや車種により排出される有害物質の量はまちまちです。

そのため、国土交通省では排出ガスに含まれる有害物質の量に一定の基準を設けて、有害物質を排出する量が低いクルマを「低排出ガス車」として認定する制度を設けました。

これが「 低排出ガス車認定制度 」です。

認定されたクルマはリアにステッカーが貼られ、税金の軽減措置の対象となります。

平成17年排出基準ステッカー

平成17年排出ガス基準75%低減ステッカー

平成17年排出ガス基準50%低減ステッカー

「低排出ガス車認定制度」では、「平成12年排出基準」と「平成17年排出基準」と年度により2つの基準がありますが、新しい基準である「平成17年排出基準」で解説いたします。

「平成17年排出基準」で低排出ガス車に認定されたクルマには、2種類のうちどちらかのステッカーが貼られます。

・平成17年排出ガス基準75%低減 ☆☆☆☆

・平成17年排出ガス基準50%低減 ☆☆☆

上記の「50%」や「75%」とは、「平成17年排出ガス規制基準値」といわれる一定の基準が設けられており、その基準より有害物質を何%以上低減させているか、という数値です。

星(☆)マークに関しては低減レベルを分かりやすく表しているだけですので、四つ星(☆☆☆☆)なら75%、三つ星(☆☆☆)なら50%、と単純に覚えてしまって構わないでしょう。

また、この排出基準により減税の対象となる場合があります。

「自動車取得税」「自動車重量税」「自動車税」がそれぞれ減税となるのですが、注意点が一つあります。

減税の対象は、

・平成17年排出ガス基準75%低減 ☆☆☆☆

のクルマのみ です。残念なことに、「平成17年排出ガス基準50%低減 ☆☆☆」は減税の対象とはなりません。

「減税の対象は☆4つのクルマ」 であると覚えておきましょう。

また、減税にはもう一つクリアしなければならない基準があります。「燃費基準」です。

この「燃費基準」については次回、解説したいと思います。

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