記事・レポート お役立ち エコカー用語 エコカー減税[2012年度版]

エコカー減税[2012年度版]

Text :

「エコカー減税」とは

「平成27年度燃費基準」表示(左)と「平成17年度基準排出ガス」表示(右)[写真はエコカー減税100%(免税)の表示例:レクサスGS450h]

2012年4月1日時点で実施されているエコカー減税は2015年まで続く。自動車取得税と自動車税の軽減は2015年3月31日の登録(軽自動車は届け出)まで。自動車重量税の軽減は同年4月30日までになる。

注意したい点は、2012年4月まで実施されていた減税とは基準が違うことだ。

2012年春よりエコカー減税の基準が変わった

以前の減税は平成22年度燃費基準がベース。それが今の減税では平成27年度燃費基準がベースになる。

燃費基準はかなり厳しくなった。以前は75%の減税を受けられた車種が、今では50%の減税も受けられず、対象外になることが多い。

減税の度合いは、平成17年排出ガス基準75%低減(4つ星☆☆☆☆)を満たした上で、3つに分かれる。

【エコカー減税その1】50%減税

最も軽度な減税は、平成27年度燃費基準を満たした車種。購入時に納める自動車取得税と3年分の同重量税が50%の軽減。さらに小型&普通車については、購入の翌年度に支払う自動車税も約25%の軽減になる。

【エコカー減税その2】75%減税

平成27年度燃費基準プラス10%を達成すると、購入時に納める自動車取得税と3年分の同重量税が75%の軽減。小型&普通車では購入の翌年度に支払う自動車税が50%軽減される。

【エコカー減税その3】100%免税

そして最も減税の手厚いのが、平成27年度燃費基準プラス20%を達成した車種。購入時に納める自動車取得税と3年分の同重量税が免税(100%の軽減)になり、初回車検で納める2年分の自動車重量税も50%の軽減だ。購入の翌年度に納める自動車税も50%軽減される。

前回の減税では、免税が受けられるのはハイブリッド車やクリーンディーゼル車に限られたが、今の減税ではメカニズムは問われない。従って「マツダ デミオ スカイアクティブ」、「ダイハツ ミラ イース/ムーヴ」のノーマルエンジン搭載車など、燃費性能の優れた車種については、一般的なガソリンエンジン車でも免税を受けられる場合がある。

クルマ選びの際、エコカー減税で気をつける点は

エコカー免税100%適合の例:ガソリンエンジン車「マツダ デミオ スカイアクティブ」

エコカー免税100%適合の例:ハイブリッドカーの「トヨタ プリウス」

クルマ選びで注意が必要なのは、同じ車種でも、グレードや装着するメーカーオプション装備によって減税の対応が変わること。

特に平成27年度燃費基準の重量区分がギリギリに位置すると、メーカーオプション装備を加えてボディが10kgほど重くなり、燃費数値も0.5km/Lほど悪化させながら、減税対象に入ることがある。車両重量の増加によって重量区分が変わり、燃費数値の悪化以上に基準値が緩くなって減税対象に入るのだ。

「燃費を悪化させて減税される」のは理屈に合わないが、燃費基準は車両重量とJC08モード数値の関係だけで決まるから、この矛盾が生じてしまう。

また、同じ理由に基づいて、今のエコカー減税では排気量に対してボディの重い(いい換えれば車両重量に対して排気量の小さい)車種が有利。ボディの軽いセダンやワゴンの減税対象車はハイブリッド車を除くと少数に限られるが、背の高いミニバン/コンパクトカー/軽自動車には、ノーマルエンジン搭載車でも減税される車種が多い。

  • 1

オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!
  •