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ポルシェのエコカー技術 (1/2)

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ポルシェのエコカー技術

スポーツカーメーカーのポルシェが考えるエコカーとは?

世界的なヒット作となったカイエンに、先日開催の上海モーターショーで正式に発表が行われたパナメーラと、今でこそSUVや4ドア・クーペもそのラインナップに加えるポルシェ社。しかし、そんな“業種拡大”への足掛かりを築いたのが、911やボクスター/ケイマンといったスポーツカーの成功であるということは言うまでもないだろう。かくして、生産台数も右肩上がりの成長を続けてきたポルシェ社だが、それでも年間生産台数は10万台レベル。そこに今後生産が始まるパナメーラの台数を上乗せしても、月間生産台数は1万台に届くか届かないか。すなわち、いかに規模が拡大されたとは言ってもそれでも他の“量産メーカー”に対しては、比べるべくもない小規模なスポーツカー/プレミアム・メーカーというのが、まずはこのブランドの大きな特徴だ。

しかし、一見『環境』というフレーズとはおよそ遠くに位置しているようにも思えるそんなポルシェ社は、実はことさらに燃費改善/CO2削減という課題に積極果敢に取り組むメーカーのひとつでもある。そもそもが“研究・開発者集団”という同社の血統がそうさせているのかも知れないし、前述のような規模の小ささが、いざ環境対策を実施するといったシーンでは有利に働いていることも考えられる。ランボルギーニのように、経営者自らが「そもそもこの種のモデルの市場占有率は低く、年間走行距離も一般的に非常に少ない。そうした中で環境対策を過度に推進すれば、それは自らのキャラクター崩壊に繋がる」と表明するスーパースポーツカー・メーカーの考え方も、そこには一理がありそう。だが、それとはまた180度異なった思想の下で自らのブランドの生き残りに掛けたポルシェのようなやり方も、もちろん大いに注目出来るものだろう。

そんなポルシェがこれから発売するパナメーラも含め、すでに全モデルで対応済みのテクノロジーが直噴エンジンだ。ただし、同様にプレミアム性の高さを売り物とするBMWやメルセデスの直噴システムと異なるのは、こちらは希薄燃焼方式を採用してはいない事。希薄燃焼を行うと通常の触媒システムではNOx浄化を行うことが困難になるため、それに対応をした専用触媒が用いられる。が、その機能を保つためには成分中から硫黄分を取り除いた高質なガソリンが必要で市場によってはそれが手に入らないことから、BMWやメルセデスでは理論混合比燃焼を行うエンジンも並列に設定。一方で、生産規模からもそうした施策を採れないポルシェでは、希薄燃焼化の採用は見送っているというわけだ。

  1. Page1 ポルシェのエコカー技術
  2. Page2 “ポルシェらしい”エコカーのかたち、ディーゼルとHV

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