シボレー  &  キャデラック GMエコカーの根底は電気自動車から

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GMのエコカー技術 (2/2)

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ゼネラルモーターズ
GMエコカーの根底は電気自動車から

GMエコカーの根底は電気自動車から

2003年には、「アリソン」という大型ハイブリッドバスを開発。2005年には、サターンやシボレー・マリブなどのシングルモードのハイブリッド車を、2007年には前記の2モードのハイブリッドシステムを搭載した「シボレー・タホ」「GMCユーコン」「キャデラック・エスカレード」などの大型SUVを量産化。さらに、2モードハイブリッドシステムやプラグインハイブリッドシステムを搭載した、手ごろな価格帯のミッドサイズセダンも量産化している。

そして2010年には、「ボルト」の量産が予定されている。モーターの最大出力は150ps、最大トルクは37.7kgm、最高速度は約161kmとのこと。家庭用120V電源では約8時間で満充電が可能で、最長航続距離は40マイル(約64km)という。エンジンも搭載するが、バッテリーの充電のみに用いられるという、電気自動車に近いプラグインハイブリッドカーである。

GMではバッテリーの具現化に悩んだようだが、これについても最終的にリチウムイオン電池を採用することに決定した。韓国のLGエレクトロニクスとタイアップして開発していくこととなっている。そのバッテリー工場が、まさに2009年5月、ミシガン州にオープンする。そこではボルトだけでなく、現行のハイブリッドカーのバッテリーの研究開発も行なわれることになる。

一方でGMは、燃料電池車の開発にも大いに力を注いでいる。 特徴的スタイリングと機構により話題作となった2003年の「ハイワイヤ」や、それ以前にも、燃料電池システムを搭載したプラットフォームをベースに、好みに応じてボディを着せ替えできる「オートノミー」のような画期的モデルも見られた。

オペル・ザフィーラをベースとした第3世代の燃料電池車「ハイドロジェン3」を経て、2007年には第4世代となる「シボレー・エクイノックス」を発表。出力73kW、最高時速160km/h、航続距離320kmを誇る。エクイノックスは「プロジェクト・ドライブウェイ」として、アメリカや欧州、中国で100台を超えるモニター車がすでに走っている。これはGMの燃料電池技術の開発が順調であることの証明といえる。

GMのエコカーの考え方の根底にあるのがZEVであることは、いまだ変わりなく、非常に高度な技術力を有していることに疑いはない。そして、会社の危機が伝えられる中においても、将来につながる重要な技術開発が滞ることなく、着実に進められていることを強くお伝えしておきたい。


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