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GMのエコカー技術 (1/2)

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ゼネラルモーターズ
GMのエコカー技術

他に先んじてエコカーを開発したGMの行方

日本では大型車のイメージの強いGMだが、エコカーに関しても世界的に見て最先端を行くメーカーのひとつである。

1990年代後半あたりから各地の自動車ショーにおいて、毎年のようにエコに関する新型車やコンセプトカーを盛んに披露するようになっていた。そのGMが、これまで終始一貫して標榜しているのは「ZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)」だ。もともとはハイブリッドではなく、完全なゼロを目指し、電気自動車と燃料電池車の開発に注力してきた経緯がある。

1996年、カリフォルニア州の規制改定により、「2003年より自動車メーカーは販売する10%の自動車をZEV、つまり排出ガスをゼロとすることを義務づける」という非常に厳しい排出ガス規制を受け、GMは翌年、1000億円を投じて開発した「EV1」という電気自動車をカリフォルニア限定でリース販売を開始した。

2人乗りの未来的フォルムを持つEV1は、650台が生産された。最高速度こそ120km/hに制限されていた(設計自体は300km/hを想定!)ものの、0-100km/h加速は8秒で、1回の充電で120~240kmという長い航続距離を誇った。

車両価格は約800万円のところ、リース販売のみにて供給された。実に今から10年以上も前に、こうした画期的なゼロ・エミッション・ビークルが存在したのである。

ところが、EV1が本格的に普及すると石油の消費が大きく落ち込むことを恐れた石油会社などから圧力がかかり、EV1の存在は否定されてしまうことになる。おりしもトヨタのプリウスが北米上陸をはたした時期と重なるが、時代はハイブリッドカーに目が向く流れとなり、GMも独自にハイブリッドカーの開発を進めることとなった。

GMのハイブリッドカー戦略は、ハイブリッドシステムとして一般的な、エンジンと電気モーターを併用する方式を採用している。そして、もともと燃費のよろしくない大きなクルマほどハイブリッド化による燃費向上の効果が高いという考えに基づき、大型車を主体としているのが特徴だ。

また、低速用と高速用の2つのモーターを直列に搭載し、状況に応じて使い分けることで、市街地走行と高速巡航や牽引時の両方で、効率よく燃費を高めることができるという「2モードハイブリッド」の採用も特徴的だ。なお、同システムは、ダイムラー(メルセデス・ベンツ)やBMWも採用することが決まっており、共同開発が進められている。

  1. Page1 GMのエコカー技術
  2. Page2 GMエコカーの根底は電気自動車から

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