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スバルのエコカー技術 (2/2)

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富士重工業株式会社
水平対向ディーゼルと電気自動車がスバルのエコカーだ

水平対向ディーゼルと電気自動車がスバルのエコカーだ

次世代自動車としては、クリーンディーゼルの開発を進め、すでに欧州ではレガシィやアウトバックに搭載して市販を始めた。レガシィに搭載した水平対向のディーゼルエンジンがそれで、コモンレール+インタークーラー付きターボの採用によって日本の新長期規制にも対応するクリーンな仕様のディーゼルエンジンとされている。

スバルでは水平対向の気筒配置を持つディーゼルエンジンを開発しているが、これは水平対向ならではの低振動特性が有利に働き、バランサーシャフトの必要がなくなるなどのメリットがある。軽くて性能の優れたディーゼルエンジンに仕上げやすいのだ。

現在では、コモンレール+インタークーラー付きターボに加え、6速MTやクローズドDPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)と組み合わせてフォレスターやインプレッサに搭載することが明らかにされている。

ただ、このディーゼルエンジンを国内市場に投入するかどうかは微妙なところだ。国内向けには新長期規制の次に来るポスト新長期規制への対応が必要なため、さらに高い環境性能に仕上げる必要があるほか、コスト面での問題も残っている。商品として成立するだけの台数が販売できるかどうか難しい要素がいろいろあるようだ。

もうひとつの環境性能車としてプラグインステラがある。スバルでは数年前からNECラミリオンエナジーとの提携による自動車用リチウムイオン電池の開発と、それを搭載した電気自動車の開発に取り組んでいてR1eなどによって実証実験を重ねてきた。

その成果が2009年中にプラグインステラとして販売される予定だ。2008年7月に開催された洞爺湖サミットに、R1eのシステムをステラに移植したプラグインステラのコンセプトカーが提供されたが、それが2009年秋にはいよいよ市販に移される。

車両重量は1,010kgで4名乗車の軽自動車として販売されるプラグインステラの性能は、モーターが47kW/170N・mのパワー&トルクを発生し、最高速度100km/h、一充電航続距離80kmなどを達成している。リチウムイオン電池の充電は家庭用電源でも8時間かければフル充電が可能で、スバルなどが開発した専用の急速充電機を使えばわずか15分程度で80%の充電が可能になる。これだけ短時間で充電できるようになれば、電気自動車の使い勝手も格段に良くなるはずだ。

三菱のi-MiEVに比べると航続距離が短い点がやや気になるが、一般的な軽自動車の月間走行距離は600km程度であるとされている。だとしたら、電装品を使いながら加減速を繰り返すなどしたときの正味の航続距離が80kmの半分の40kmだったとしても、十分に軽自動車に置き換えられる性能ということになる。

また三菱のi-MiEVがそうであるように、プラグインステラも直ちに一般ユーザー向けに市販する形にはならないようで、まずは充電設備などの整った法人向けなどが中心になる見込み。将来的には一般ユーザーへの販売も視野に入っているので、そう遠くない時期に電気自動車に乗れる時代がくるはずだ。


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