マツダ 新技術i-stopで量産ガソリン車全体の燃費向上を図る

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マツダのエコカー技術 (2/2)

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マツダ株式会社
新技術i-stopで量産ガソリン車全体の燃費向上を図る

新技術i-stopで量産ガソリン車全体の燃費向上を図る

とはいえ、マツダにとっては多くの苦難が待ち構えていることが予想される。水素を燃やす方式を研究している自動車メーカーはほかにBMWしかない上、マツダのREはBMWのエンジンと方式が違うので研究開発での協力も行われていない。ほかの多くのメーカーが同じ方式の研究開発をしているなら、多数の技術者の英知を集めることで研究開発が進みやすいが、マツダは独自に水素REを研究しているだけに、すべての問題を単独で解決しなければならない。というか、どんな問題が発生するかさえ自社だけで考えなければならないのだ。

水素REハイブリッドではなく、もう少し現実的な市販できるハイブリッド車や、あるいは電気自動車などの次世代自動車になると、マツダは一般ユーザーに販売できる形のものは何もラインナップしていない。燃料電池自動車についてはデミオとプレマシーで試作車を作ったことがあるが、2009年4月の段階では一般ユーザー向けには何も持っていない。

ハイブリッド車や電気自動車を開発して特定のクルマだけで環境性能の向上を図るのではなく、すべてのクルマに適応できるような基本性能を向上させることで全体のレベルを底上げしていこうというのがマツダの基本的な考え方だ。限られた先進的なクルマを作るより、まだまだガソリン車全体の改良が必要との考えに立っている。

その考えの中で2009年、年央に発売される新型アクセラに採用されるのがマツダi-stopと呼ぶアイドリングストップ機構だ。これは直噴エンジンと組み合わされる。直噴エンジン自体が燃費向上に貢献するものだが、その燃費をさらに10%以上向上させるためにマツダi-stopを採用する。

アイドルストップ機構はすでにほかのメーカーの一部の車種に採用されているほか、今後は各社から次々に登場してくるはずだが、マツダのシステムは直噴エンジンの特徴を生かして、エンジンの再始動時にスターターモーターではなくエンジンの燃焼そのものを使う方式を採用する。これによって素早い再始動を実現したのが特徴だ。これにもすでに試乗しているが、比較的違和感の少ないシステムに仕上がっていた。

マツダ車のうち2009年4月からの環境対応車普及促進税制に適合する乗用車は7車種あるが、その多くは自動車取得税と自動車重量税が50%低減されるもの。75%低減されるものは7車種のうちでも6グレードに限られている。マツダi-stopの導入によって適応車種の早期増加が望まれる。


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