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ホンダのエコカー技術 (2/2)

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本田技研工業株式会社
ハイブリッドの次なるエコカーは?

ハイブリッドの次なるエコカーは?

ホンダのエコ戦略でハイブリッドと共に重要な位置づけであったクリーンディーゼルは当初アコードクラスから投入されるはずだった。事実ホンダらしい還元触媒を実用化して厳しい環境基準であるユーロ5にも適応できるディーゼルを実用化して、欧州では投入されている。アコードクラスから上はディーゼル、小型車はハイブリッドというのが当初の方針だったが、2008年のリーマンショックで自動車を取り巻く環境が大きく変わったのを受け、ハイブリッドの開発に傾注することになった。ディーゼルエンジンは構造上頑丈に作らなければならないために価格が高く、ガソリン並みのクリーン化を果たすには更にコストがかかるため、ハイブリッドとの2本立ては経営資源的に不利と判断したと思われる。

今後ホンダのマイルドハイブリッドは広く様々な車種に展開されることになる。マイルドハイブリッドはトヨタのストロングタイプに対して、エンジンを掛けている時間が長いので燃費では劣るが、システムの軽量化が図れ、軽快な走りが可能なのも強みだ。事実インサイトは軽快なフットワークを見せる。この特徴を活かして次世代のCR-X(編集部註:CR-Zというコンセプトモデルが既に発表されている)もマイルドハイブリッドを採用して、エコとスポーツの両立をアピールする。

次世代のホープとされる燃料電池では、すでに燃料電池の特徴を活かした燃料電池専用車、FCXクラリティをリース販売して、データ収集に余念がない。リース先はまだ公官庁や特定の企業で、日本では一般のユーザーが乗り回すことは出来ないが、試乗した限りは通常のクルマと同じように扱えた。燃料電池車の開発はまだコストの高い壁があり、当面1,000万円で販売することが目標だ。またインフラ整備が進まないという厳しい現実もあり、急速な普及が難しいのは変わりがないために、来るかもしれない水素社会に向けての事前の取り組みと考えるのが妥当だろう。

ホンダの現実的な選択とトヨタの理想を追求した生き方、両メーカーの取り組みは会社のキャラクターを見せているようで面白い。


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