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日産のエコカー技術 (1/2)

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日産自動車株式会社
日産のエコカー技術

世界最高水準の日産クリーンディーゼル

自動車メーカーにとってエコへの取り組みが重要課題となる中で、日産はさまざまなエコカーを提供しようとしている。

日産のエコカーを代表するクルマのひとつがエクストレイルのクリーンディーゼルだ。4月から始まったエコカー減税(環境対応車普及促進税制)において、ハイブリッド車や電気自動車と並んで、次世代自動車として自動車取得税と自動車重量税が免税されてゼロになるのがクリーンディーゼル。その中で、厳しい環境基準に適合するディーゼル車は日産のエクストレイルしかない。国内メーカーではほかに三菱がクリーン度のやや異なるディーゼルをパジェロに搭載しているだけだ。

エクストレイルのクリーンディーゼルは、新長期規制の次に予定されているポスト新長期規制という世界でも最も厳しい排気ガス基準に、今の時点で適合するだけのクリーン度を持っている。2009年4月の時点でこれだけクリーンなディーゼル技術を持っているのは世界の自動車メーカーの中でも日産だけなのだ。

ただし、エクストレイルのディーゼルは、4気筒ということもあって振動や騒音が6気筒に比べるとやや不利になるほか、マニュアル車だけでAT車の設定がないことなど、もうひとつ物足りない点もいくつかある。それでもトヨタやホンダがディーゼル車の国内販売に対してやや腰が引けた形になる中で、クリーンディーゼルを積極的に市場投入してきた点は注目していい。

逆に、日産はハイブリッド車ではやや立ち遅れる形になっている。日産もかつてはティーノというクルマに自社開発のハイブリッド車を設定し、2000年に限定販売したことがあった。1800ccエンジンに17kWの電気モーターを組み合わせ、ハイパーCVTを使ったハイブリッド車だったが、このときには限定販売だけで終わっている。

ハイブリッドは過渡的な技術だとして積極的な研究開発を進めず、アメリカではトヨタのハイブリッドシステムを購入してアルティマに搭載するなど、自社でハイブリッドシステムの研究開発を進めなかった。この政策判断が現在の時点でのトヨタやホンダとの差につながっている。

ただ、日産も最近の状況に手をこまねいて見ているだけではない。高級車用のハイブリッドシステムを開発し、2010年にはフーガに搭載して市販に移す計画だ。日産の新しいハイブリッドシステムはFR車のレイアウトを生かしたもので、エンジン、モーター、トランスミッションを一直線に並べ、その中間にふたつクラッチを配置することで、エンジン走行、モーター走行、エンジン+モーター走行、減速時の回生ブレーキなどを実現する。

パラレル方式のハイブリッドという意味ではホンダのIMAに近いが、FRベースでレイアウトが異なるなど、日産ならではのハイブリッドシステムだ。同様のシステムはポルシェ=VWグループやヒュンダイなども開発を進めている。08年に公開されたスカイラインベースの試作車はとても鋭い加速を示した。どんな形で市販されてくるか楽しみだ。

日産では、将来的にはスポーツカーのフェアレディZやミニバンのセレナなどにもハイブリッドシステムを搭載する計画があると言われている。

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  2. Page2 日産の次世代エコカーは電気自動車

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