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トヨタのエコカー技術 (1/2)

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トヨタ自動車株式会社
トヨタのエコカー技術

ハイブリッド技術のパイオニアとして

トヨタの環境技術は世界でもっとも進んでいるのではないか。様々なアプローチがある環境技術でそれぞれ突出した部分はベンチャー企業も含めて得意分野があるので、全てにわたってトヨタが最先端を走っているというわけではないが、世界一の量産メーカーとして大量生産に適した環境技術を広範囲にわたって研究しているのはトヨタだろう。

言うまでもなくトヨタが進めているのはハイブリッド。燃料電池車、電気自動車、ディーゼル共に幅広い対応をしている中で、まずそれらの核となる技術をハイブリッドに置き、ハイブリッドカーの分野では独走している。一口にハイブリッドと言っても様々なタイプが考えられるが、トヨタの現在行き着いているのはストロングハイブリットタイプ。つまりモーターとエンジンが分離してエンジンの苦手なところを電気モーターが、電気モーターが苦手な部分はエンジンが補完しつつ、燃費を向上させるシステムだ。マイルドハイブリッドと違うのは電気モーターだけで走ることも可能な点で、将来の技術につなげやすい。つまりガソリンのような内燃機だけではなく、それに代わる様々な主要動力への適応性が高く、電気自動車や燃料電池車を作る際も蓄積されたノウハウは計り知れないほど大きなものがある。

さて、トヨタにしてもいきなりハイブリッドが湧き出してきたわけではない。

トヨタが21世紀への環境技術に切り札としてプリウスをリリースしたのは1997年末。それから10年以上を経過して、世界で100万台以上のハイブリッド車を販売し、量産車、そして日本車への信頼の切り札である耐久性を十分に確保することで「環境技術ならトヨタ」のイメージを世界に植えつけることに成功している。

現在のトヨタのハイブリッドはTHS-IIに収束しているがそれ以外にもマイルドハイブリッドも発売しており、クラウンにアイドルストップをつけて電圧を上げたクラウンを販売したこともあった。このクラウンでは本命のTHS(トヨタ・ハイブリッド・システム)も進化しつつ、いくつかのバリエーションを採用して、ハイブリッドとして何が今後の開発の焦点になるかを摸索していた。THS 1、THS Sもそれらの流れの中から登場している。トヨタハイブリッドシステムのポイントとなるのは遊星歯車を使った動力分配システムだ。考え方は昔からあったがハイブリッドの動力分配に使ったのはプリウスが初めてで、今では信頼性の高いシステムとして確立した。

トヨタのハイブリッド・バッテリーはニッケル水素で、改良を重ねて採用している。ハイブリッドも電気自動車もバッテリーが重要な要素となっているが、トヨタは膨大なデータの蓄積の中で、ニッケル水素のノウハウを完全に使いこなし、バッテリーのトラブルは極めて少ないという実績を誇る。

  1. Page1 トヨタのエコカー技術
  2. Page2 ライバルたちを迎えうつプラグインハイブリッド技術

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